【Z世代と考えるウェルビーイング】福井県が実践する「Fukui Future Summit “キャリアデザイン編”」

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開催概要

Z世代が、12年連続幸福度日本一(※)を誇る福井県の取り組みについて知り、社会全体が「自分と地域の幸せ」を主体的に考え、行動できるウェルビーイング社会へと進化していくための議論を促すことを目的に、ワークショップ『Fukui Future Summit -日本一幸福な県 福井と考える、ウェルビーイングな地域創りワークショップ-(以下、FFサミット)』を開催しました!

(※)福井県庁 県政情報『幸福度日本一ふくい』2024年10月11日

本プログラムは、福井県庁と、『Z世代/U30×産官学民』をテーマに国内外で活動する一般社団法人Re-Generation(代表理事:右近宣人 / 本社:大阪府大阪市)が連携し、実施いたしました。

本プログラムは、大阪・東京開催の『キャリアデザイン編』と、福井開催の『政策立案編』の二編で構成されています。今回は、『キャリアデザイン編』についてレポートします!

キャリアデザイン編では、「自分にとってのウェルビーイングを知る」をテーマに、①Re-Generation代表理事より本プログラムの背景説明②福井県庁 ディレクター2名からのレクチャー③自身のウェルビーイングについて「知る」「デザインする」「拡げる」の3つで構成されたワークショップの3パートで構成され、参加者42名(うち、大阪回18名、東京回24名)が参加しました。

背景説明:FFサミットの開催目的/今求められる『キャリア×ウェルビーイング』

まず、Re-Generation代表理事の右近氏より、本プログラムの開催背景について説明がありました。

コロナ禍による生活様式の変化や終身雇用制度の崩壊など、これまで当然視されてきた前提が揺らぐVUCA時代において、私たちが重視する価値観は「安定や物質的な豊かさ」から、「自分らしい生き方や自己実現」へと移行しつつあります。こうした流れの中で近年注目されているのが、身体的・精神的・社会的に満たされ、幸福感を感じている状態を指す「ウェルビーイング」という概念です。

一方で、ウェルビーイングは抽象度の高い概念であるため、日常生活の中で具体的に考える機会は必ずしも多くありません。そこで本プログラムでは、幸福度日本一とされる福井県と連携し、「日本一幸福な県×Z世代で未来のウェルビーイング社会を考える」をテーマに、本イベントを開催しました。

右近氏による開催概要説明の様子(大阪 NORIBA10)

レクチャー:日本一幸福な県 福井とは?/ウェルビーイングなキャリアの創り方とは?

福井県幸福実感ディレクターの飛田章宏氏より、福井県が考えるウェルビーイングの概念や、その実現に向けた具体的な取り組み、そして「幸福度日本一」のその先に目指す社会像についてレクチャーをいただきました。

福井県では、政策の中心にウェルビーイングを据え、「日本一の幸せ実感社会」の実現を目標に掲げています。各種施策の推進に加え、継続的な調査・分析を通じて現状を可視化し、県を挙げてウェルビーイング社会の実現に向けて着実に前進していることを学ぶ機会となりました。

飛田氏によるレクチャーの様子(大阪 NORIBA10)

続いて、福井県人財発掘ディレクターの倉田翔平氏より、ウェルビーイングなキャリアの創り方について、ご自身の経験を軸にお話しいただきました。公民双方を経験してきた立場ならではの視点から、地域のウェルビーイングに貢献できる県庁職員という働き方の魅力について、具体的かつ示唆に富んだ内容を共有していただきました。

倉田氏によるレクチャー(東京 ふくい南青山291)

【参加者の感想】

✓ウェルビーイングについて、多様な視点や具体例を知り、自分のキャリアや活動を考えるきっかけになった!

✓福井県や県庁の取り組みについて具体的な話が聞け、地域活性化や政策の理解が深まりました!

✓グループでの対話や交流の機会が多く、意見交換を通して新しい気づきや考えを得られた!

ワークショップ:『自分にとってのウェルビーイング』を過去から紐解き、未来のキャリアプランを考える

本ワークショップでは、自分にとってのウェルビーイングを考えるため、過去から未来へと続く時系列に沿って「知る」「デザインする」「拡げる」の3つのパートに分け、各パートにおいて個人ワークおよびグループワークを実施しました。

①『知る』- 過去・現在を振り返り、自分のウェルビーイング体験を言語化する

はじめにアイスブレイクとして、好きなことや趣味アルバイト部活動など、現在の自分を形づくる要素を書き出しました。次に、そこから導かれたキーワードを手がかりに過去の原体験を振り返り、モチベーショングラフを作成しました。完成したグラフをもとに、これまでに感じてきたウェルビーイング体験をチーム内で共有しました。

大阪回でのワークショップの様子

②『デザインする』- 過去・現在のウェルビーイング体験から、自分の特性を知る

作成したモチベーショングラフをもとに共通点を抽出し、「好きなこと」「得意なこと」「やってみたいこと」の3つの視点から自身の特性を整理しました。さらに、「はたらく」「プライベート」「居住地」という3つの条件を掛け合わせ、自身の特性をライフプランへと落とし込みました。最後に、①と同様にチーム内で共有を行いました。

東京回でのワークショップの様子

③『拡げる』- ウェルビーイングを実現するために、これからの行動を言語化する

①・②で整理した内容を踏まえ、自分にとってのウェルビーイングを実現するキャリアについて検討しました。最後に、本ワークショップで得た気づきを今後の行動につなげるため、「未来宣言」として自らのこれからの行動を言語化し、実行に向けた意思を表明しました。

最後に、福井県の飛田氏と倉田氏より講評をいただき、ワークショップを終了しました。

ワークショップ後は交流会をおこないました。福井県の名産品であるお米を使ったおにぎりなどを食べながら、参加者や県庁職員も含め交流を深めました。

参加者の感想

✓他の参加者と多様な視点で話し合うことで、自分の考えを深めたり、新しい学びや示唆を得ることができました!

✓ワークショップの構成(個人ワーク・グループディスカッション・講義)のバランスが良く、テンポ良く学びを進められた!

✓ウェルビーイングを基礎から理解でき、キャリアや価値観、自己分析のきっかけになりました!

今後について:Z世代と地域をつなぐインフラとして

今回のワークショップでは、Re-Generationの強みであるZ世代向けコンテンツの企画力や高い集客力を生かし、社会課題や地域課題への感度が高い若者を集めることで、福井とZ世代をつなぐ交流の場を創出することができました。

今後もRe-Generationは、若者のリアルな声を引き出す企画力とコミュニティ形成力を生かし、自治体や地域の多様なステークホルダーと共に、社会課題・地域課題の解決に資する事業展開を進めてまいります。

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