【U-FINO(うめきた未来イノベーション機構)】うめきたZ世代未来社会デザイン」-うめきた発イノベーションで、関西を元気に-
2023年7月11日に、大阪イノベーションハブにて、「うめきた Z世代 未来社会デザイン-うめきた発イノベーションで、関西を元気に-」を開催しました。
本イベントは、社会課題解決や新産業創出に向けて、人・情報・技術を集めながらエコシステム構築を進めている官民一体組織「U-FINO(一般社団法人 うめきた未来イノベーション機構)」と、世代と世代を繋ぎ未来社会デザインを推進する団体、「Re-Generation」が連携して、企画・実施しました。
イベントは、①レクチャーパートと、②「うめきたにZ世代がくるには?/うめきたにおいて、挑戦・創造的な活動が促進されるには?」をお題にした、「産官学公民×Z世代」の未来創造ワークショップの2パートで実施されました。関西エリアの18歳-25歳やメンターであるU-FINOを含めて、総勢35名ほどが参加しました。
レクチャーパート:関西・大阪・うめきたの、起業家支援・イノベーション創出の最前線を知り、質の高いワークショップにつなげる。
まず、①レクチャーパートにおいては、ワークショップに必要となる前提知識として、すでに関西・大阪・うめきたを舞台に、起業家支援・イノベーション創出の取り組みを進められている、方々より、a.イノーべション・b.うめきたについての知識を学びました。

OIH(大阪イノベーションハブ)の安川氏からは、大阪イノベーションハブの紹介・実施している起業家へのサポート体制についてお話がありました。
また、KSII (関西イノベーションイニシアティブ)の廣谷氏からは、産学連携を通して、特に大学の技術を起点に、イノベーションを生み出す取り組みについてお話がありました。
U-FINOの渡邉氏からは、産学連携により、国際競争力の高い知的創造都市に生まれ変わらせる、うめきた2期地区開発プロジェクト「グラングリーン大阪」についてのお話と、『「みどり」と「「イノベーション」の融合拠点』の実現に向けて実施されている施策についてお話がありました。

本イベントのテーマとなるグラングリーン大阪には、都市公園とイノベーション施設ができ、『「みどり」と「イノベーション」の融合拠点』を街づくりの目標としています。
未来創造ワークショップ:現場で活躍するプロと、未来を担う若者・Z世代が、イノベーション・うめきたの未来について議論しました。
②未来創造ワークショップでは、5グループに分かれて、U-FINOメンバーとZ世代が「うめきた発のイノベーション創出」について、共に議論をしました。
イノベーションと聞くと難易度が高いイメージがあります。そのため、より身近で議論のしやすい、「若者がうめきたに来るためには?その上で、創造的&新しい挑戦をするためには?」をテーマに設定し、ホワイトボードやふせんを使用して、自由にアイデアがでてくる環境を整えた上で議論を実施しました。

参加メンバーは、関西圏の大学や高等専門学校など様々なエリア・専攻のメンバーが集まりました。また、学生だけでなく、起業家や大手企業・市役所などで働いているメンバーも参加しました。多様な参加者を確保することで、新しい発想が生まれやすいメンバー構成を実現しました。
議論後は、発表・質疑応答・メンター講評を実施しました。互いの議論結果をみて、質問をし合うことで、さらに意見が磨かれる設計にしました。ワークショップでは、「うめきたは先進的なイメージがあるため、異業種交流の拠点にしたい。フラット立ち寄れるような場所を作りたい。」などのポジティブな意見が出つつ、「挑戦した時に失敗したらはずかしい」などの意見もでました。

Re-Generationは、引き続き、U-FINO(うめきた未来イノベーション機構)さまと連携し、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。
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