【JAL×DLSU】海外のZ世代を対象に、グローバルシュー解決に資する次世代リーダー育成プログラムを開発しました。

2023年12月15日・16日の2日間、一般社団法人Re-Generationは、日本航空株式会社(JAL)DLSU(デラサール大学)と連携し、「Designing SDGs + Beyond A platform where SDGs frontliners generate」を開催しました。

SDGsの認知は高まっていますが、その実現方法の検討や、人材育成は十分ではありません。そこで、グローバル企業と、海外大学と連携することで、グローバルイシュー解決に資する、次世代リーダー育成プログラムを開発し、その第1回目を開催しました。

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社会課題解決と、次世代リーダー育成の必要性

今回のプログラムに取り組むきっかけとなったのは、SDGsをはじめとする社会課題解決が求めれる一方で、その解決に取り組む次世代リーダー育成が十分に行われていないことにありました。

次世代を担うZ世代が、社会課題について知り、国際的な未来への挑戦を行うきっかけが必要であると想いから、本人材育成プログラム開発に取り組み始めました。

次世代リーダー育成プログラム開発のポイント

グローバルイシューを解決することができる、次世代リーダー育成プログラムを開発するためのポイントは4点です。
課題をしっかり把握し、関係者の強みを持ち寄ることで、効果的な人材育成プログラム開発につながりました。

  • プロジェクトリーダーに、グローバル経験豊富なメンバーをアサイン
  • プログラム開発メンバーにて、現地調査を実施
  • Re-Generationが持つ、人材育成プログラムノウハウの活用
  • グローバル企業・海外大学と連携した、プログラム運営

プロジェクトリーダーに、グローバル経験豊富なメンバーをアサイン

本プロジェクトを進行するにあたって、プロジェクトリーダーにRe-Generation グローバル本部長である中島をアサインしました。中島は、フィリピンで生まれ育った経験を持ちつつ、大阪大学2025年日本国際博覧会推進委員会学生部会 a-tuneの代表を務めた経験があります。
国際感覚豊かでありながら、リーダー経験豊富なメンバーがプロジェクトリーダーを担当することで、効果的なプログラム開発をすることができました。

プログラム開発メンバーにて、現地調査を実施

本プログラムを開発するにあたって、一般社団法人Re-Generationでは、プログラム開発メンバーで、フィリピン現地調査を実施しました。
フィリピン現地調査では、フィールドワークだけではなく、現地法人や学生と意見交換を実施しました。現地が抱える課題や、逆に日本よりも進んでいる点を知ることができ、効果的なコンテンツを開発することができました。

Re-Generationが持つ、人材育成プログラムノウハウの活用

一般社団法人Re-Generationは、これまで様々な企業・自治体と連携し、次世代リーダー育成プログラムを開発してきました。今回のプログラムを開発するために、改めてこれまでのプロジェクトを振り返り、特にリーダーシップ育成や、社会課題解決能力の向上に効果的なコンテンツを洗い出しました。

グローバル企業・海外大学と連携した、プログラム運営

Re-Generationには、グローバル企業の現場感覚や、海外水準の教育コンテンツ提供力が不足していました。そこで、プログラム開発・運営にあたっては、日本を代表する航空会社である日本航空株式会社(JAL)と、フィリピンの名門大学「De La Salle University(デラサール大学)」と連携することで、プログラムの効果をさらに高めました。

【Day1:専門性を高める】プロからのレクチャー・自国の取り組みをシェアすることで、社会課題の現状分析・課題設定を実施

プログラムは、英語・オンラインで2日間で開催されました。1日目はSDGsの知識獲得・課題設定、2日目は各国の取り組みをリサーチ・紹介しながら、解決策を模索することを目的に実施されました。

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①レクチャーパートにおいては、SDGsの専門性を高めることを目的に各国からプロの方々をお招きし、レクチャーを実施しました。デラサール大学からは、フランシスコ教授に参加いただき、フィリピンにおけるSDGsの概況を紹介いただきました。また、日本航空(JAL)からは、前田様に参加いただき、日本航空株式会社におけるSDGsの事例として、SAF(持続可能な航空燃料)についてレクチャーがありました。

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レクチャー後は、グループに分かれ、「現状理解→個人でできること→それがどんな社会的影響を与えるか」の流れで、ワークショップを実施しました。参加者の文化的背景・価値観が反映されやすいテーマ設定・方法を採用し、国境を越えた社会課題の解決策が生まれやすい環境を整えました。

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【Day2:SDGs+beyondを描く】SDGsの課題解決方法を模索し、Z世代/U30が創っていくべき、未来社会を描きました。

2日目は、1日目で設定した課題解決策の方法について議論しました。オンライン上のホワイトボードなど議論が促進される工夫を設けながら、国境を越えて、ワークショップを実施しました。

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各日、議論後は発表・質疑応答・メンター講評を実施しました。プロの方々から複数回講評の時間を設けることで、議論の質を担保しました。また、参加者同士でも質問をし合うことで、社会情勢や人々の文化・価値観などを共有し、深く理解することができました。

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【参加者の声】ドイツ、オーストラリア、フィリピンなど世界中からZ世代/U30が参加しました。

最前線で活躍する企業・団体のSDGsの取組みを知り、互いに異なる背景・価値観を交え、グローバルイシュー解決を考えることができた!

オンラインで気軽に、他国のSDGsの現状・課題を知ることができた!日本に居ながら、地球規模の視点で考えることができるようになった!

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今後:Z世代/U30のグローバル人財を育成し、SDGs+beyondの未来を描く仕組みを創る。

一般社団法人Re-Generationは日本全国、様々な企業の方々とZ世代/U30を対象に未来創造ワークショップを実施して参りました。
これからは、ワークショップの開発・運営能力をコアに、業界・世界に領域を広げていくことで、「未来社会デザインのインフラになる」というミッション実現に向けて、邁進して参ります。
特にグローバル領域においては、「社会課題解決ができるグローバルリーダー人財育成に向けて、様々な文化、背景、価値観を持ったZ世代/U30の若者がSDGs+beyondの未来を描く仕組み」を創って参ります。

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