グローバル人材育成・SDGs研修を、海外の若者・学生と一緒に取り組みたいものの、
留学はコストが高すぎて、社員や学生に気軽に海外経験を提供できない……
稟議を通すために必要な「費用・期間・研修効果KPI」を示せる事例が見つからない……
と悩む企業や大学のご担当者様も多いのではないでしょうか。
SDGsという地球規模の課題に取り組むからこそ、参加者の文化・価値観の多様性が議論の質に直結します。オンライン×グローバル企業×海外大学という3者連携を組めば、留学に比べて圧倒的に低コストで、本格的な国際協働プログラムを提供できる時代になってくれました。
2023年12月、一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)は、日本航空株式会社(JAL)・De La Salle University(デラサール大学/DLSU)と連携し、グローバルイシュー解決に資する次世代リーダー育成プログラム「Designing SDGs + Beyond: A platform where SDGs frontliners generate」が企画・開催されました。
なお、一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、本事例以外にもZ世代をはじめとした若者・学生と企業や教育機関を繋いだイベントも数多くサポートしております。詳しくは、以下の事例紹介ページをご覧ください。
>>企業さま向けイベント事例 | 一般社団法人リジェネレーション(Re-Generation)
>>自治体/教育機関向けイベント事例 | 一般社団法人リジェネレーション(Re-Generation)
右近宣人1999年大阪府生まれ 神戸大学 法学部卒業
神戸大学SDGs推進室の学生委員として、神戸大学・IGES(公益財団法人 地球環境戦略研究機関)連携の脱炭素社会の授業を履修。これを原点に若者・学生と環境課題をつなぐ事業に取り組む。
また、NPO法人en-courage 9期 本部メンバーとしては、全国の大学生を巻き込んだキャリア支援活動を展開。
2023年6月、関西電力で脱炭素分野の新規事業開発に関わる中、一般社団法人Re-Generationを設立し代表理事に就任。神戸市×IGES「未来社会デザインとカーボンニュートラル」、瀬戸内未来ビジョン、HYOGO GREEN NEXT等、全国の若者・学生を対象とした環境学習プログラムを企画・運営している。
「Designing SDGs + Beyond」プロジェクトの概要

「Designing SDGs + Beyond: A platform where SDGs frontliners generate」は、SDGsの認知が高まる一方で、解決方法の検討や次世代リーダー育成が十分でないという問題意識から立ち上がったプログラムです。若者・学生が社会課題について学び、国境を越えて未来への挑戦を行うきっかけを提供することを目的としています。
開催概要
- 開催日:2023年12月15日(金)・16日(土)の2日間
- 開催形式:英語・オンライン
- 参加者:ドイツ・オーストラリア・フィリピンなど世界各国から約15名の若者・学生/U30
- テーマ:SDGs+beyondに向けた社会課題の現状分析・課題設定/解決策の模索
連携体制
- 連携企業:日本航空株式会社(JAL)
- 連携大学:De La Salle University(デラサール大学/DLSU)※フィリピンの名門私立大学
- 運営:一般社団法人Re-Generation(プログラム開発・運営)
一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)が担当した内容
一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、「Designing SDGs + Beyond」におけるプログラム開発から、フィリピン現地調査、当日のワークショップ運営、各国参加者のファシリテーションまでを総合的にサポートさせていただきました。
プログラム開発のポイント4つ
グローバルイシュー解決に資する次世代リーダー育成プログラムを開発するために、課題の把握と関係者の強みを掛け合わせた4つのポイントを柱としました。
① プロジェクトリーダーにグローバル経験豊富なメンバーをアサイン
本プロジェクトのプロジェクトリーダーには、Re-Generationグローバル本部長の中島をアサインしました。中島はフィリピンで生まれ育った経験を持ちつつ、大阪大学2025年日本国際博覧会推進委員会学生部会 a-tuneの代表を務めた経験のあるメンバーです。国際感覚とリーダー経験の両輪を備えた人材が舵を取ることで、効果的なプログラム開発が実現しています。
② プログラム開発メンバーによるフィリピン現地調査
一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、プログラム開発メンバーでフィリピン現地調査を実施しました。フィールドワークだけでなく、現地法人や学生との意見交換を通じて、現地が抱える課題と日本より進んでいる点を直接把握。机上の設計ではなく、現地のリアルに即したコンテンツ開発が可能になりました。
③ Re-Generationが持つ人材育成プログラムノウハウの活用
これまで様々な企業・自治体と連携し開発してきた次世代リーダー育成プログラムを改めて棚卸し、リーダーシップ育成・社会課題解決能力の向上に特に効果的なコンテンツを抽出。本プログラムに移植することで、開発期間の短縮と品質の両立を実現しました。
④ グローバル企業・海外大学と連携したプログラム運営
Re-Generation単独では確保しづらい「グローバル企業の現場感覚」と「海外水準の教育コンテンツ提供力」を、JALとDLSUとの連携で補完。これにより、プログラム全体の専門性・実効性が大きく引き上げられました。
グローバル人材育成プログラムを設計するうえで重要なのは、「自社にない強みを持つ連携先を、何のために掛け合わせるかを明確に定義すること」です。リーダー人材・現地調査・自社ノウハウ・連携先という4要素を意識的に組み上げることで、留学では得られない密度の国際協働が可能になります。
Day1:プロからのレクチャーで専門性を高める

Day1のテーマはSDGsの知識獲得と課題設定。各国からプロフェッショナルをお招きし、グローバルなSDGs事情を直接学びました。
DLSU フランシスコ教授:フィリピンにおけるSDGs概況
デラサール大学からは、フランシスコ教授に参加いただき、フィリピンにおけるSDGs概況を紹介いただきました。日本のメディアでは触れにくい現地の実情を、現役の研究者から直接学べる場となっています。

JAL 前田様:SAF(持続可能な航空燃料)の事例
日本航空(JAL)からは、前田様に参加いただき、SAF(Sustainable Aviation Fuel/持続可能な航空燃料)を題材に、日本航空株式会社におけるSDGs事例をレクチャーいただきました。航空業界という具体的な現場での取り組みは、参加者にとって「SDGsを動かす実装の生々しさ」を知る貴重な機会となっています。

グループワーク:現状理解→個人でできること→社会的影響
レクチャー後はグループに分かれ、「現状理解 → 個人でできること → それがどんな社会的影響を与えるか」の流れでワークショップを実施。参加者の文化的背景・価値観が反映されやすいテーマ設定と進行を採用することで、国境を越えた解決策が生まれやすい環境を整えました。

Day2:SDGs+beyondを描く解決策ワークショップ

Day2のテーマは、Day1で設定した課題に対する解決策の模索とSDGs+beyondの未来描画。オンラインホワイトボードなど議論を促進する工夫を組み込みながら、国境を越えたワークショップを実施しました。
各日、議論後は発表 → 質疑応答 → メンター講評を実施。プロからの講評時間を複数回設けることで、議論の質を担保しました。あわせて、参加者同士でも質問を交わすことで、社会情勢や各国の文化・価値観を深く共有する場となっています。

成果と次のアクション
全6回のプログラムを終えた参加者からは、SDGsへの理解の深まりや、国境を越えた対話を通じた気づきの声が数多く寄せられました。また、プログラム終了後にも、ここでの学びを各自の活動へとつなげる動きが生まれています。
ここからは、実際に参加した学生の声と、プログラム後に動き出した次のアクションをご紹介します。
参加者の声
「最前線で活躍する企業・団体のSDGsの取組みを知り、互いに異なる背景・価値観を交えてグローバルイシュー解決を考えることができた」
「オンラインで気軽に他国のSDGsの現状・課題を知ることができた。日本に居ながら、地球規模の視点で考えることができるようになった」

翌2024年夏のインドネシア事例へ発展
本プログラムの手応えは、翌2024年夏のインドネシアオンラインイベント(約120名規模、インドネシア国家開発庁・UNDPなど連携)への発展につながっています。1回限りの実証で終わらず、グローバル領域の事業として拡大・深化している点が、本事例の大きな成果のひとつです。
グローバル人材育成プログラムは、「実施して終わり」ではなく、翌年・翌々年にどう拡張・深化させるかまでを連続的に設計することで、企業・大学にとっての投資対効果が最大化されます。本プログラムはその好例として、インドネシア国家開発庁との連携事業へと連続的に発展しました。
JAL様の本事例に対する一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)の想い

「Designing SDGs + Beyond」の企画・運営を担当した一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)代表理事の右近宣人は、本事例に込めた想いを次のように語っています。
LCCや格安航空が出てくる時代に、JALさんが若者にどう選ばれていくか。私たちが本プログラムをご一緒できたきっかけは、その問いに対して「若者・学生と直接触れ合う場をJALさんと一緒に作りたい」という提案を、私たちの側からお持ちしたことでした。
留学は、いまの学生さんにとって金銭的なハードルが高すぎる。そう感じていた私は、土日や数日単位で気軽に海外と繋がれる体験を、日本に居ながらにして提供できる仕組みを作りたいとずっと思っていました。グローバル本部長の中島はフィリピン生まれ育ちで、現地調査からプログラム開発までを丁寧に組み立ててくれました。DLSUのフランシスコ教授、JALの前田様には、現役の専門家・実務家として、参加者の議論を一段引き上げるレクチャーをいただきました。
翌年の夏にはインドネシア国家開発庁・UNDPと連携したオンラインイベントへと発展し、約120名規模のプログラムとして拡大できたことも、JAL様、DLSU様との最初の一歩があったからこそです。日本航空株式会社の皆さま、デラサール大学の皆さま、参加してくださった各国の若者・学生の皆さま。本当にありがとうございました。
グローバル次世代リーダー育成プログラムをトータルサポート
グローバル企業×海外大学×若者・学生を組み合わせたオンライン研修は、留学に比べて圧倒的に低コストで、本格的な国際協働を実現できる選択肢です。一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、企画立案・連携先調整・現地調査・当日運営・翌年への拡張設計まで、ご担当者様の実務負担を減らしながら成果へ直結させる運営をトータルでサポートいたします。
グローバル人材育成・SDGs研修を、稟議が通る形でゼロから設計したい……
海外大学・海外現地法人とのオンライン連携プログラムをまず1回実証したい……
とお考えのご担当者様は、ぜひ一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)までご相談ください。抱えている課題やご希望の規模感に合わせて、最適な道筋をご提案いたします。
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なお、一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、本事例以外にも若者・学生と企業や教育機関を繋いだイベントも数多くサポートしております。詳しくは、以下の事例紹介ページをご覧ください。


