【Z世代と創るSDGsの先】兵庫県庁が推進する「HYOGO GREEN NEXT」【第3回(Day3)】

Z世代の発想を、行政の検討材料となる事業案にまで磨き込みたいものの、

最終発表で出てきた事業案を、その場限りで終わらせたくない……

プログラム終了後に、参加者一人ひとりが具体的なアクションへ動き出す仕掛けを作りたい……

と悩む自治体や教育機関のご担当者様も多いのではないでしょうか。

最終発表会は、参加者の事業案を行政・メディアの現役プロに評価してもらう場であると同時に、振り返りと未来宣言を組み合わせることで参加者を「次のアクション」へと押し出す装置にもなってくれます。1回のプログラムを「やって終わり」にしないための設計が、自治体・支援者双方にとっての投資対効果を最大化します。

兵庫県では、2024年9月から2025年1月にかけて、“日本の縮図”兵庫からSDGs+beyond社会における新たな里山・里海のあり方をZ世代と共創する「HYOGO GREEN NEXT SDGs+beyondを創る、次世代型 環境リーダー育成プログラム」が企画・開催されました。

本記事は全3回プログラムの第3回(Day3/最終発表会)レポートです。第1回・第2回は以下からご覧いただけます。

なお、一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、本事例以外にもZ世代と自治体や教育機関を繋いだイベントも数多くサポートしております。詳しくは、以下の事例紹介ページをご覧ください。

>>自治体/教育機関向けイベント事例 | 一般社団法人リジェネレーション(Re-Generation)

>>企業さま向けイベント事例 | 一般社団法人リジェネレーション(Re-Generation)

右近宣人

1999年生まれ 神戸大学 法学部卒業
学生時代、NPO法人en-courege 9期 本部メンバーとして、事業/組織づくりに携わり、メンバー3700名・会員8万名規模に拡大
2023年6月 大企業で新規事業に関わる中、 Z世代・若者と企業・自治体が繋がるプラットフォームを創るため、 一般社団法人Re-Generationを設立。大企業に勤める傍ら、起業も同時に行う「第3の働き方」を行う。
全国のZ世代/α世代を対象としたプログラムを企画・運営を行っている。

コンテンツ

「HYOGO GREEN NEXT」プロジェクトの概要

「HYOGO GREEN NEXT SDGs+beyondを創る、次世代型 環境リーダー育成プログラム」は、豊かな自然・大都市・地場産業・芸術文化が共存する”日本の縮図”兵庫から、SDGs+beyond社会における新たな里山・里海のあり方をZ世代と共創する「環境リーダー育成プログラム」として企画されました。

第3回(Day3/最終発表会)当日の様子

2025年1月13日、第3回(Day3/最終発表会)が兵庫県立兵庫津ミュージアムで開催されました。本プログラムの特徴は、そもそもZ世代・α世代が何を課題と考えているのか?という課題定義からはじまり、フィールドワークを通した現地事業者との交流で現場感も担保している点にあります。Day3では、その積み重ねが「SDGs+beyondに向けたオリジナル事業案」として結実しました。

SDGs+beyondに向けた、参加者による最終発表

最終発表会の様子

第3回(最終発表会)では、各チームよりこれまでの座学・ワークショップ・フィールドワークを経て作られた、SDGs+beyondに向けたオリジナル事業案の発表がありました。

注目アイデア①:プロテインフィッシュバー

魚食機会の減少という社会課題に着目しつつ、若者のスキマ時間・健康への意識向上を捉えた事業案「プロテインフィッシュバー」が発表されました。タンパク質摂取という現代の関心と、地域の水産業との接点を、Z世代らしい切り口で再設計するアイデアです。

注目アイデア②:どんぐりを育てる地域循環

どんぐり地域循環アイデアの発表

都市部に住むと自然との接点が失われやすい課題に対して、「モノ消費からコト消費」という消費行動の移り変わりに着目し、どんぐりを育てる体験を通じた地域循環の仕組みが提案されました。体験から始めて地域とつながる、Z世代の感性が活きた事業案です。

行政・メディアからのフィードバック

Day2に続いて、神戸新聞社 辻本さま・兵庫県環境部 菅部長から各チームに対してフィードバックをいただきました。2回連続で同じプロフェッショナルから評価を受けることで、各チームのアイデアは1から2、2から3へと連続的に磨き込まれる構造です。

振り返りワーク・未来ビジョン宣言:プログラムを「次のアクション」へ

振り返りワーク・未来ビジョン宣言の様子

最終発表会後は、振り返りワークと未来ビジョン宣言を実施しました。参加者が「プログラムに参加した動機・印象に残っているところ・成長したと思う点・今後挑戦したいこと」を一気に振り返ることで、プログラムの効果を最大化し、未来のアクションへとつなげていきます。

振り返りワークでは、参加者から以下のような声がありました。

「普段の仕事においても循環モデルを意識して事業開発に取り組みたい」

「アイデアの実現に向けて、SNSでの発信などできるところから活動していきたい」

その後、参加者ひとりひとりからプログラムを踏まえた「未来ビジョン宣言」を行い、Day3を締めくくりました。

最終発表を「発表して終わり」にしないために、参加者ひとりひとりが自分の言葉で「未来宣言」をする時間を設計に組み込むことで、プログラムの効果は格段に増幅されます。事業案は組織が持ち帰り、参加者は自分のアクションを持ち帰る。両方の持ち帰りが揃ってはじめて、複数回プログラムは投資対効果を最大化できます。

プログラム全体の成果と今後の展望

Z世代・α世代の価値観を反映した事業案の創出

「HYOGO GREEN NEXT」全3回を通じて、Z世代・α世代の価値観を反映させたオリジナル事業案を、行政・メディアの現役プロフェッショナルがフィードバックする形で創出することができました。プロテインフィッシュバー・どんぐり地域循環といった事業案は、いずれも社会課題と若者の関心の接点を捉えた、現代的な切り口を持っています。

地域の未来を牽引する環境リーダーの育成

大学生・若手社会人を中心に参加した約12名は、課題発見・アイデア出し・ビジネスモデル作成・実装プロフェッショナルからのフィードバック・未来宣言までの一連の流れを体系的に学習。地域の未来を牽引する環境リーダー人材として、それぞれの現場で歩みを始めています。

『Z世代の発想を、地域循環の事業案として社会へ届ける』

このメッセージのもと、一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)は引き続き、現代に存在するさまざまな社会課題について、次世代が解決策を議論し、行動につなげる場づくりを進めてまいります。

兵庫県様の本事例に対する一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)の想い

「HYOGO GREEN NEXT」の企画・運営を担当した一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)代表理事の右近宣人は、本事例に込めた想いを次のように語っています。

Day3の最終発表会で「プロテインフィッシュバー」「どんぐりを育てる地域循環」といった事業案が出てきた瞬間、私は「やっぱり、Z世代に場を渡せばここまで届くんだ」という確信を持つことができました。社会課題と若者自身の関心が交わる点を、彼ら自身の言葉で探り当ててくれた事業案ばかりだったと感じています。

振り返りワークと未来宣言まで設計したのは、私自身がずっと、プログラムを「実施して終わり」にしてしまうことの”もったいなさ”を感じてきたからです。1回や3回のプログラムで人が変わるかどうかは、最後に自分の言葉で次の一歩を宣言できるかどうかにかかっている、と私は考えています。

神戸新聞社 辻本さま、兵庫県環境部 菅部長、ひょうご環境保全連絡会・兵庫県の皆さま、そしてDay1からDay3まで走り抜けてくれた参加者の皆さま。本プログラムを通じて、地域の未来を牽引する環境リーダーを実際に育てられたことは、Re-Generationにとっても大きな手応えとなりました。本当にありがとうございました。

Z世代×環境リーダー育成プログラムの設計・運営をトータルサポート

プログラムを「やって終わり」にせず、参加者が次のアクションに踏み出せる場を設計することが、自治体・支援者双方にとっての投資対効果を最大化します。一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、複数回プログラムの全体設計から、最終発表会の運営、振り返り・未来宣言ワークの設計まで、ご担当者様の実務負担を減らしながら成果へ直結させる運営をトータルでサポートいたします。

最終発表で出てきた事業案を、実装段階まで伴走させたい……

参加者が次のアクションへ動き出す「振り返り・宣言」の仕組みを取り入れたい……

とお考えのご担当者様は、ぜひ一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)までご相談ください。抱えている課題やご希望の規模感に合わせて、最適な道筋をご提案いたします。

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なお、一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)では、本事例以外にもZ世代と自治体や教育機関を繋いだイベントも数多くサポートしております。詳しくは、以下の事例紹介ページをご覧ください。

>>【Z世代と創るSDGsの先】兵庫県庁が推進する「HYOGO GREEN NEXT」【第1回(Day1)】

>>【Z世代と創るSDGsの先】兵庫県庁が推進する「HYOGO GREEN NEXT」【第2回(Day2)】

>>自治体/教育機関向けイベント事例 | 一般社団法人リジェネレーション(Re-Generation)

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>>環境教育とは?目的やテーマを簡単に解説!日本の取り組み事例も

>>環境教育イベント・ワークショップの企画アイデア5選!成功のポイントや事例も

>>環境教育・環境学習の取り組み事例10選!一般社団法人Re-Generation(リジェネレーション)の事例も紹介

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