2023年6月6日、大阪商工会議所 7階 国際会議ホールにて、日本経済新聞社大阪本社・大阪商工会議所 共催シンポジウム「万博“まちなか”会場をどうつくるか」が開催されました。
一般社団法人Re-Generationは、本シンポジウムにてショートプレゼンテーションを実施するとともに、パネルディスカッションに登壇いたしました。
本シンポジウムは、2025年大阪・関西万博を夢洲会場だけで完結させるのではなく、大阪・関西のまちなか全体へと広げ、万博後の都市づくり・地域活性化・新たな共創の仕組みへとつなげていくことを目的に開催されたものです。
Re-Generationからは、代表理事の右近宣人が登壇し、「“Z世代×大阪・関西万博”で考える、未来社会デザインのヒント」をテーマに、若者・Z世代の視点を取り入れた未来社会づくりの可能性についてお話ししました。

万博を“一過性のイベント”で終わらせないために
2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
このテーマを社会の中で実現していくためには、会場内での展示や体験だけでなく、都市・企業・自治体・教育機関・若者が連携し、未来の社会課題を自分ごととして考える機会を広げていくことが重要です。
特に、これからの社会を担うZ世代・α世代は、未来の生活者であり、未来の働き手であり、未来の地域を支える当事者でもあります。
一方で、企業や自治体の現場では、次世代の価値観や行動感覚を十分に把握できていない、若者との接点を継続的につくることが難しい、共創の場を設計しても事業や施策にどう接続すればよいかわからない、といった課題があります。
Re-Generationは、こうした世代間・組織間の距離を越え、若者の視点と企業・自治体の専門性を掛け合わせることで、未来に向けた新しい価値創造を支援しています。

「Z世代視点」を、都市と企業の未来づくりに活かす
本シンポジウムでは、都市計画、商店街、鉄道、まちづくり、万博関連プロジェクトなど、多様な立場の登壇者が集まり、万博をきっかけに大阪のまちなかでどのような動きを生み出せるかについて議論が行われました。
Re-Generationはその中で、Z世代・若者の視点を取り入れる意義について紹介しました。
若者は、単なる「意見を聞く対象」ではありません。
未来の社会を実際に生きる当事者であり、企業や地域にとっては、将来の顧客・人材・共創パートナーでもあります。
だからこそ、若者のリアルな価値観や違和感、社会課題への関心を丁寧に捉え、企業・自治体の持つ技術、資産、現場知と掛け合わせることで、これまでにない企画や事業のヒントが生まれます。
Re-Generationでは、これまで全国各地で、Z世代・学生・企業・自治体が参加する未来創造ワークショップや共創プログラムを実施してきました。都市開発、カーボンニュートラル、地域活性化、サステナビリティ、新規事業開発、人材育成など、さまざまなテーマにおいて、次世代の視点を社会実装につなげる取り組みを進めています。

企業・自治体が抱える「若者との接点づくり」の課題
近年、企業や自治体において、Z世代・α世代との連携に対する関心は高まっています。
一方で、実際の現場では、次のような課題が多く見られます。
- 若者の価値観や行動がわからず、施策が表面的になってしまう
- SNSやトレンドを追っても、本質的なインサイトがつかめない
- 若者向けイベントを実施しても、一過性の交流で終わってしまう
- 新規事業や地域施策に、若者の声をどう反映すればよいかわからない
- 採用、広報、CSR、地域共創などが個別施策になり、全体設計につながらない
Re-Generationは、こうした課題に対して、単なる調査やイベント運営にとどまらず、若者インサイトの可視化、企画設計、ワークショップ運営、発信支援、事業・施策への接続までを一体的に支援しています。
万博後を見据えた、持続的な共創の仕組みへ
大阪・関西万博は、未来社会を考える大きな契機です。
しかし、本当に重要なのは、万博の期間中に盛り上がることだけではありません。万博をきっかけに生まれた関心やつながりを、万博後の都市づくり、地域づくり、企業の新規事業、次世代人材育成へとつなげていくことです。
Re-Generationは、「未来社会デザインのインフラ」を掲げ、Z世代・α世代と企業・自治体・教育機関をつなぐ共創の場をつくっています。
若者の視点にある新しさと、企業・自治体の持つ専門性・実行力を掛け合わせることで、未来に向けた社会価値と事業価値の両立を目指します。

今回のシンポジウム登壇を通じて、万博をきっかけとしたまちなかでの共創、そして若者とともに未来社会をデザインしていくことの重要性を改めて実感しました。
今後もRe-Generationは、Z世代・α世代との共創を通じて、企業・自治体のサステナブルな価値創造、新規事業開発、地域活性化、次世代人材育成に貢献してまいります。

Z世代・若者との共創に関心をお持ちの企業・自治体の皆さまへ
一般社団法人Re-Generationは、「未来社会デザインのインフラ」を掲げ、Z世代・α世代の価値観や行動インサイトを起点に、企業・自治体のサステナブルな価値創造を支援する次世代共創団体です。
全国の学生団体や若者・環境政策に関するデータベースの開発運営を基盤に、若者視点を活かした新規事業開発、政策推進、SNSマーケティング、人材育成プログラムなどを展開しています。若者の声を可視化し、企業や地域の課題解決に接続することで、次世代とともに持続可能な社会価値・地域価値の創出を推進しています。
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