開催概要
「KYUSYU REGENERATE SUMMIT」を開催
2025年6月21日に、Garraway Fにて「KYUSYU REGENERATE SUMMIT」を開催しました。
本イベントは、株式会社日本総合研究所(日本総研)、地域活性化団体「サガつく!」、および一般社団法人Re-Generationが連携して、企画・実施しました。
イベントは、①レクチャーパートと、②「2050年を理想の九州にするためのアイデア」をお題にした、2パートで実施されました。九州エリアのZ世代、総勢15名ほどが参加しました。
名前:KYUSYU REGENERATE SUMMIT
日程:2025年6月21日
主催:一般社団法人 Re‑Generation
共催:学生団体 サガつく!
協力:日本総研
テーマ:2050年の九州における地方創生について構想し、未来像から行動につなげる
背景と狙い
今日、都市部への人口流出や少子高齢化といった課題に対する施策として「地方創生」という言葉を耳にする機会が多くなりました。しかし、実際にその実現に向けたアイデアを持ち、行動に移す若者はまだ限られています。
そこで今回は、熱意を具体的な行動へつなげる過程を学ぶワークショップを企画し、若い世代が自ら地域と未来をつなげるプレイヤーになるきっかけを創出しました。
ワークショップ内容
レクチャーパート
まず、ワークショップの導入として、日本総研究所未来デザイン・ラボの藤本一輝さまより、“未来洞察型”の思考手法を取り入れた具体的なアイデアの策定プロセスについてご講演いただきました。
理想像を描くにあたって必要な、見通しを立てる力について大変重要なお話でした。
特に「未来予測」と「未来洞察」の違いは、わからないものへの対応として知っておくべき内容でした。
藤本様は未来デザイン・ファシリテーションの経験が豊富で、企業や教育機関などで長期ビジョン構築を支援されています(jri.co.jp+1jp.)。
つづいて、中尾優太さま(ぱすれる代表)には、若者の立場から地方創生に関わる際の考え方や実践の姿勢についてご共有いただきました。
「地方創生」という言葉にはとっつきにくさがあります。しかし微力でも周りに影響する活動は「地方創生」であるという内容でした。
こちらは学生やZ世代にとって、行動へのハードルを下げ、モチベーションの上がるお話だったと思います。
さらに、春口達也さま(サガつく!代表)には、サガつく!のこれまでの活動事例を紹介いただきました。
地域との関係づくりやプロジェクト形成の実務ノウハウを若い世代同士で実践的に学ぶ構成となりました。
実践的な内容を学ぶことでアイデアのイメージがつきやすくなっただけでなく、活動の与える影響の大きさなども学べました。
この組み合わせにより、理論と実践を行き来する構成が実現でき、参加者は「思考の方法」→「態度やスタンス」→「事例と現場の感覚」という順序で学びを深めることができました。
ワークショップ
ワークショップでは、4グループに分かれて「2050年を理想の九州にするためのアイデア」について議論しました。
- ワーク①:課題把握
参加者はまず、2050年に残したくない「地域の課題」を書き出し、グループで共有することで共通の問題意識を可視化しました。 - ワーク②:理想像の共有
続いて「2050年の理想の九州」をグループで描き、未来の地域像を言語化しながら共有しました。バックボーンの異なるメンバー同士が共通価値を見出す様子が印象的でした。 - ワーク③:具体的アイデア出し(ワークシート使用)
構想した理想像・課題から、実施可能なアイデアへ具体化。ワークシートを用いて、資源、協力者、課題などを整理し明確に設計しました。
ワークでは、ビジョンや理想を大切にするチーム、ワクワクから膨らませるチームなどプロセスは様々でした。
どのチームも思考を整理しながら進める様子が印象的でした。
議論後は、発表・質疑応答・日本総研さまからのフィードバックを実施しました。
最終的には、どのチームも斬新かつ見通しの通ったアイデアを発表しました。
発表の際の表情や声色から、アイデアが形になることの楽しさを実感したことが伺えました。
日本総研さまからは、各班で詰めるべき課題や解決方法の導き方を論理的な視点でアドバイスをいただきました。
イベント後には、「一人ではできないことも、誰かとならできると思えた」との声が寄せられました。
このような場面で、共創の力を実感することができました。
今後の展望とRe‑Generationの役割
今回のSUMMITは「構想の入り口」にすぎません。
Re‑Generationは、若い世代が描いた理想を形にし、行動に移すための伴走者であり続けます。
サガつく!とともに、参加者が各団体で未来を実現できる文化を育み、構想を行動につなげていく支援を続けます。
日本総研 未来デザイン・ラボ
note:日本総研 未来デザイン・ラボ|note

